人気の高いSNSのひとつであるInstagram(インスタ、インスタグラム)は、おしゃれな写真が多く掲載されています。「キレイに撮れた写真をInstagramに投稿したい」「Instagramで見るようなおしゃれな写真が撮りたい」と思う方も多いのではないでしょうか。スマホスマートフォンのカメラは年々性能が上がっており、初めての方でも簡単におしゃれな写真が撮影できます。写真のクオリティは、ちょっとしたコツを意識するだけで大きく変わります。
本記事では、おしゃれな写真の撮り方やインスタ映えする工夫を紹介していきます。また、おしゃれに加工できる画像加工アプリも紹介していくため、おしゃれな写真の撮り方が難しい・分からない方はぜひ最後までご覧ください。
目次
おしゃれな写真を撮るには、以下のポイントを意識しましょう。
ここで紹介するのは、撮影をする時に押さえたいポイントです。基本を押さえておくだけで、いつもよりワンランク上の写真を目指せます。おしゃれな写真を撮りたい方は、ぜひ試してみてください。
構図を考えて撮影すると、写真の印象が一気に変わります。よく使われる構図は、次の通りです。
三分割構図は、写真を縦と横に3分の1に分割し、それぞれが交差する線上に被写体を配置する構図です。被写体と余白が配置された安定感のある構図で、被写体を主張しすぎません。スマートフォンのカメラアプリには、設定でグリッド線を表示させることができる機種があります。グリッド線表示により三分割構図の撮影がしやすくなるためおすすめです。
対角線構図は、被写体を対角線上に配置します。動きのある被写体は躍動感がより伝わり、料理やコスメなど動きのない被写体はバランスのよいおしゃれな写真に仕上がるのが特徴です。この時その際、角から角への対角線だけではなく、被写体が斜めの線上にあれば対角線構図の形がとれているといえます。
シンメトリーは、上下左右が対称となるように配置します。シンメトリーはシンプルな構図ですが、左右のバランスがとりやすく見る人に安心感を与えます。
アングルを意識して写真を撮ると、被写体の見え方や背景の様子が変わります。よく使われるアングルは、次の通りです。
アングルとは、カメラを被写体に対して向ける角度のことです。真上から被写体を写す真俯瞰は、広い範囲を一度に写せるため、料理や作品の撮影によく使われます。真俯瞰は立体感を出しにくいデメリットがありますが、被写体や小物をどこに配置するかに注目すると、写真が一気におしゃれな雰囲気に変わります。
被写体を見下ろすハイアングルは、撮った写真の下側が小さく写るため、かよわい印象になります。カメラを被写体に対して水平方向に向ける水平アングルは、被写体が歪まず落ち着いた印象に写ります。カメラを上方向に見上げる形のローアングルは、撮った写真の上側が小さく・細く写るため、勢いのある写真や迫力ある写真をとりたい時に用いられます。
アングルとよく混同される用語のひとつに、カメラのポジションがあります。ポジションは、カメラがどの位置にあるか、カメラの高さを表している用語です。カメラのポジション(高さ・位置)をどこに置くか、カメラの向きであるアングルをどうするのか、意識しながら組み合わせて写真を撮ってみましょう。
被写体のピントを合わせる場所により、写真の印象が大きく変わります。スマホやカメラで写真を撮る時には、自動でピントを合わせてくれる機能がありますが、手動でピントを合わせることで、写真に奥行きを出したり背景をぼかすことで被写体を目立たせたりと、表現の選択肢が増えます。また、被写体の全部にピントを合わせず、光が当たる部分にピントを合わせると、より立体感が生まれるためおすすめです。
自然光に当てて撮影すると、光と影が写り込む綺麗な写真が撮れます。光量が十分にあれば、目で見たままの写真を再現しやすくなります。太陽の光が当たらない場所や屋内で撮影する際には、ライトの設置やカメラの明るさ調整機能を活用しましょう。
また、撮影する時間帯や天気によって光の強さや色味が変わるため、その瞬間にしか撮れない写真が残せます。例えば、日没直後や日の出前の時間はマジックアワーといわれています。マジックアワーはオレンジ色や金色の空が映し出され、色相が暖かくソフトになるため、芸術的な写真を撮りたい時におすすめです。
逆光や半逆光での撮影は、被写体がシルエットとして浮かび上がったり被写体の影が効果的に写ったり、より立体的に見えます。逆光とは、被写体の背後から自分の方に向かって光が指す状態のことです。従来は、被写体が暗く写るため避けられていた撮影方法でした。しかし、逆光は人の輪郭を表現しやすく、斜め後ろからの逆光(半逆光)にすると透明感のあるキラキラした質感を出しやすい撮影方法でもあります。質感のある写真を撮りたい場合には、逆光を意識してみてください。
統一感のある写真にしたければ、使う色を3色程度に絞るのもおすすめです。使用する色味をまとめると、写真全体の統一感のあるおしゃれな写真になります。Instagramに写真を投稿する際には1枚の写真だけではなく、ギャラリーの系統を揃えることも意識しましょう。ギャラリーとは、アカウントのプロフィールページに一覧で表示される投稿した写真のこと。系統を揃えるには、明るさ・色温度・彩度を合わせてみてください。ギャラリーの写真に統一感が生まれることで、おしゃれな雰囲気が高まります。
また、料理の写真の場合は、よりおいしそうに見せてくれる色調整がおすすめです。写真全体の明るさ・彩度・シャープネスを調整すると、色味が引き立ち鮮やかな写真が撮れます。
写真に距離感を持たせると、面白い写真が撮れます。例えば、ピサの斜塔と手前の人物が一緒に撮影された、ピサの斜塔を支えているような写真を見たことはないでしょうか。遠近感を利用すると、現実ではありえない面白い状況が写真にできます。
また、あえてアップの画像や遠くから撮影するのもおすすめです。アップ画像のメリハリがある写真は迫力があり、遠くから撮影するシンプルな構図は空間の余白が見る人の想像力を掻き立ててくれます。
Instagramは、写真や動画などの視覚的な要素が重要なSNSです。そのため、インスタ映えするために、以下のポイントを押さえておきましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
写真を撮る際には、被写体だけではなく小物を上手に取り入れましょう。被写体だけだと寂しい印象になるかもしれませんが、小物を上手に使えば被写体を引き立ててくれます。
例えば、料理の写真を撮影する時には食器やテーブルクロスを工夫すると、おしゃれな写真になったりおいしそうに写せたりします。また、アクセサリーの撮影には、鏡・花・雑誌などイメージにあった小物を取り入れると独自の世界観が演出できるでしょう。よりおしゃれな写真を撮るためにも、小物の配置や数にこだわってみてください。
被写体に動きをつけると、料理の写真をよりおいしそうに、人物や動物の写真はダイナミックな印象を与えます。例えば、パンケーキにシロップをかけるシーンや、ラーメンの麺を持ち上げるシーンなど、写真に動きをつけるとライブ感が伝わる写真になります。この時に逆光を利用すると、シロップやスープに光が入るためツヤが出てよりおいしそうな写真が撮れますよ。
おしゃれな写真を撮影したい時には、画像加工アプリの使用もおすすめです。豊富なフィルターや編集機能を活用できれば、レトロなイメージの加工やかわいい雰囲気の加工など、写真を簡単に彩れます。今回は、おすすめの画像加工アプリ3つを紹介します。
それぞれ詳しく紹介していきます。
Snapseedは、Googleが開発したアプリです。Snapseedの特徴は、以下の3つが挙げられます。
Snapseedは、写真に写り込んだ人や不要な物を簡単に消せる「シミ除去機能」が便利です。写真から消したい部分をタップや指でなぞることで自然に除去できます。Snapseedは直感的な操作で利用できますが、操作方法が分からなくてもチュートリアルから基本的な操作手順が確認できるため安心です。このチュートリアルはいつでも確認できるため、「アプリを入れたけれど使い方が分らない」ということを防げます。
また、豊富な編集ツールも揃っており、明るさ・コントラスト・彩度・アンビアンス・ハイライト・シャドウ・色温度が調整可能です。直感的な操作がしやすいのも特徴で、タップやスワイプなどのジェスチャー操作によって編集したり、編集内容を確認できたりします。
Foodieは、食べ物をおいしく見せてくれることに特化したアプリです。初期の段階では食べ物に関するフィルターしかありませんでしたが、現在は人・室内・風景なども追加され約80種類のフィルターを取り揃えています。Foodieの特徴は、以下の3つが挙げられます。
Foodieは、食べ物に特化した30種類以上のライブフィルター(撮影中もリアルタイムにフィルターの状態が確認できるフィルター)があります。それぞれのフィルターは、「おいしく」や「もちもち」など撮影したい料理に合わせて簡単に選択できます。また、フィルターや編集内容を自分の好みに組み合わせて保存できる「レシピ」機能も備わっており、写真をいつも同じ雰囲気に変更できます。かわいい系やレトロ風など、自分のギャラリーのイメージに合わせて編集できるのが特徴です。
Foodieのアプリでは難しい操作は必要ありません。シンプルな操作画面で、フィルターの選択や編集の調整が直感的に行えます。また、カメラ撮影機能もあるため、撮影を助けてくれるベストアングル機能を使用して、バランスのとれたおしゃれな写真が簡単に撮影できます。
VSCOは、写真にプリセットと呼ばれるフィルターをかけられ、アナログ写真風やヴィンテージのような雰囲気にできるアプリです。VSCOの特徴は、以下の3つが挙げられます。
VSCOの最大の特徴は、豊富なフィルターが利用できる点です。フィルムカメラの特徴を再現したり、写真に独特の雰囲気やテクスチャを持たせたりと、さまざまな使い方ができます。編集した写真は保存後に「共有」からInstagramや他のSNSに投稿できるため、編集後すぐにInstagramに投稿したい方には便利なアプリです。
また、VSCOのプラットフォームに自分の写真を投稿でき、作品の共有や他のユーザーの作品が閲覧できます。さまざまな写真作品からインスピレーションを得たり、他のユーザーと交流したりすることで、自身の写真スキルや表現力を磨けますよ。
撮影したおしゃれな写真は、SNSやスマホの中だけにしまっておくだけではなく、プリントして思い出を増やしましょう。Piプリは、以下のような特徴があります。
Piプリは、街中の証明写真機Ki-Re-iを利用して簡単にプリントできるサービスです。全国に約6,500台(2023年4月時点)設置されており、早朝や深夜でも時間を選ばず“Pi”っとかざしてスピード印刷できる点が嬉しいポイントです。また、シンプルタイプとレイアウトタイプの2つのプリントタイプから選べます。手軽なシンプルタイプは2枚100円、プレゼントにも最適なレイアウトタイプは1枚100円で利用できます。Piプリは豊富なデザインプレートの中から選べるため、お気に入りの1枚をプリントして次のように楽しめます。
撮影後はスマホから簡単にプリントできるため、思い出をすぐにシェアできるのも特徴です。また、レイアウトタイプではいろいろなデザインプレートから選べ、写真を選ぶだけで簡単にかわいいカードを作成できます。お気に入りの11枚は、Piプリを使えばInstagramやSNSにシェアするだけではなく、プリントして友人と交換したりアルバムにしたり、思い出を増やせます。Piプリについて、詳しく知りたい方はこちらからチェックしてみてください。
>Piプリの詳細はこちらいつもの写真に構図やアングルを変えるなど工夫を加えると、インスタ映えするおしゃれな写真が撮影できます。写真を撮るのに慣れてきたら、小物を取り入れてイメージの演出や被写体に動きを加えるとより魅力的な写真になるでしょう。また、手軽に使える画像加工アプリの使用もおすすめです。フィルターの使用や簡単な編集で写真のイメージが引き立ち、おしゃれな雰囲気がぐっと引き立ちますよ。
おしゃれな写真が撮れたら、InstagramやSNSにシェアするだけではなく、プリントして思い出を増やしましょう。プリント写真があれば、いつでも思い出を手にとって見返せます。家族や大切な方とのコミュニケーションをつなぐツールとして、Piプリをご活用ください。