
ここは、証明写真機 Ki-Re-iを束ねるKi-Re-i店長と、笑顔表情筋プランナーの北野珠誇(みほ)先生によるお悩み相談室。お客様から寄せられたお悩みに二人が答えてくれます!
第1回目のお悩みは、「職場の同僚に『怒ってる?』と言われるので、人と話すのがおっくうです」というもの。「怒ってる?」と思われるのはなぜ?どうすればもっとコミュニケーションがとりやすくなるのでしょうか? 北野先生によると、その答えは「笑顔」にあるようです。笑顔の効果と、自然な笑顔をつくるための方法を教えてもらいました。
※記事の内容は、2024年10月取材時のものです。
※本記事は、DNPフォトイメージングジャパンより北野先生に依頼し、いただいたコメントを編集・構成しています。

Ki-Re-i店長
全国の証明写真機 Ki-Re-iを束ねる店長。
2001年のKi-Re-i誕生以来、ずっと担当しているため、Ki-Re-iや証明写真については何でも知っているスペシャリスト。親しみやすく聞き上手で、ちょっとおせっかいだけど憎めない。そんな会社に1人はいるであろう「ゆるカワ系おじさん」です。
X:@KiRei_tencho

笑顔表情筋協会®代表 北野 珠誇(みほ)先生
20年間で3000人に笑顔の指導を行った笑顔表情筋プランナー。歯科衛生士の知見や脳科学も取り入れたオリジナル表情筋メソッドの指導を行っています。接客業をはじめ多数の有名企業からオファーを受け数多くの講演を実施。コミュニケーションや第一印象に欠かせない素敵な笑顔を日本中に増やすため、日々精力的に活動中。
Instagram:@mihoko.kitano_egao
INDEX

職場の人に「怒ってる?」と聞かれるのは、もしかしたら笑顔が少ないからかもしれませんね。実際、「笑顔に自信がある」と言い切れる人は100人に聞いてもほんの数人といったところで、「自信がないから、あまり笑顔になれない」というケースも多いです。でも笑顔でいることで、「私はあなたを受け入れていますよ」と好意的なイメージを相手に与えられます。ぜひ意識して笑顔を心がけてほしいですね。
確かに、素敵な笑顔は相手の人に良い印象を与えますよね。笑顔を心がけるだけで、「怒ってる?」と思われることが減るかもしれません。


そうですね。笑顔は人との距離をぐっと縮めてくれるので、相手から信頼を寄せられやすいという効果も期待できます。
仕事をするうえで、信頼を得ることはとても大切。そのためにも、なるべく笑顔を心がけましょうということですね。


ただ、不自然な笑顔やこわばった表情では、そうした効果は期待できないかもしれません。そこで今回は、好印象を与える自然な笑顔になるための表情筋エクササイズもご紹介します。
この記事で紹介しているサービス
証明写真機 Ki-Re-i プロフィール写真
国内シェアトップクラスの証明写真機 Ki-Re-iを使用し、ビジネスシーンにぴったりなプロフィール写真を撮影できるサービスです。Web会議やビジネスチャット、各種SNSなどのオンラインツールのアイコンとして使用する写真を、時間や場所を問わず気軽に撮影可能です。専門家の監修による“笑顔ガイダンス”と、シーンに合わせて選べる背景で、従来の証明写真の枠を超えた好印象なプロフィール写真を実現します。


笑顔は印象を大きく左右する
人は出会ってからわずか3〜6秒で第一印象が決まると言われています。その3〜6秒が自然な笑顔であったなら、初対面の印象はぐっとよくなりますよね。反対に、笑顔がないと不必要な緊張感を与えてしまったり、不安感や警戒心を抱かせてしまったりする可能性もあります。笑顔を見せることで、対外的な営業や接客の場面はもちろん社内のコミュニケーションでも相手によい印象を与えられ、その場の雰囲気を和やかにできます。
好印象を与える「自然な笑顔」って、どんな笑顔?
コミュニケーションにおいて相手に好印象を与える笑顔とは、顔全体を使って笑っている自然な笑顔のことです。自然な笑顔のポイントは次の3つです。

これらのポイントを押さえた笑顔になるためには、顔の筋肉である「表情筋」をスムーズに動かすことが大切です。しかし、表情筋を普段から十分に動かせている人はそれほど多くありません。特に大人になるにつれその傾向は強くなります。就学前の子どもは1日平均400回笑うのに対し、成人女性は1日平均13.3回しか笑っておらず、子どもの30分の1以下であることが株式会社アテニアの調査で分かりました(※)。時間に換算すると、1日30秒未満です。1日にたった30秒も笑っていないとなると、意識して表情筋を動かさなければ必要な筋肉が衰えてしまい、笑顔をつくってもぎこちなくなってしまいます。
※アテニア「Smile Switch Project」調べ

自然な笑顔をつくる表情筋のエクササイズをしよう
自然な笑顔をつくるには、日ごろから意識して表情筋を動かすことが必要だとお伝えしましたね。そこでおすすめしたいのが、表情筋のエクササイズです。表情筋を緩めたり動かしたりして鍛えることで、より自然で好印象な笑顔を引き出しやすくなります。次に紹介するウォーミングアップと、3つのエクササイズを毎日続けてみてください。
\ 次の3つに注意してエクササイズを行ってみましょう。/
顔の正面に鏡を置き、
鏡を見ながら行う表情筋は
ゆっくり動かす各エクササイズは、
1日3回まで
しか行わない
エクササイズを行う前にウォーミングアップで上半身の緊張をほぐし、血流をUPさせます。椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして行いましょう。
- 肩の力を抜いてリラックスする
・肩に手をのせて、肘を大きくぐるぐる回す。
・両肩を自分の耳に近づけるようにしてすくめ、ストンと力を抜いて肩を下げる。 - 固くなった頭皮をほぐす ・頭頂部の「百会(ひゃくえ)」と、その指一本分後頭部側にある「防老(ぼうろう)」のツボをぐっと押し、振動を与える程度に小刻みに揺らす。
- 耳のマッサージをして表情筋をゆるめ、血流を改善する
・耳たぶの後ろにある骨の出っ張りの下のくぼみ「翳風(えいふう)」のツボを押す。
・耳たぶを親指と人差し指で持って、前と後に各5回ずつ回す。
目の周りの笑いジワを薄くする
疲れている印象や老けた印象を与えやすい、笑いジワを薄くする効果のあるエクササイズです。目の周りの「眼輪筋(がんりんきん)」や「眼窩部(がんかぶ)」を鍛え、額の筋肉を使わずに目を開く練習をすることで血流を良くし、目の周りや額の不自然なシワを薄くしていきます。




出典:「整形いらずでなりたい顔をつくる1分顔トレ」(フォレスト出版)
口角を左右対称に上げる
無理に力を入れるとこわばってしまいがちな口角を、左右対称に上げるエクササイズです。ストローを使って口元を緩めつつ頬の力で笑う練習をすることで、リラックスした自然な笑顔に変わっていきます。



出典:「整形いらずでなりたい顔をつくる1分顔トレ」(フォレスト出版)
口まわりのシワを予防する
老けた印象を与えがちな口まわりのシワを予防するエクササイズです。口を中心に放射状に付いている「口輪筋(こうりんきん)」を鍛えることで、ほうれい線などの余計なシワやたるみが出ないようにします。



出典:「整形いらずでなりたい顔をつくる1分顔トレ」(フォレスト出版)
One Point!
エクササイズ中は、素敵な笑顔になっていなくても全く問題ありません。エクササイズは表情筋を意識的に動かすためのもので、自然な笑顔そのものの練習をしているわけではないからです。また、たるみやシワにつながるのでやり過ぎは厳禁。少ない回数を毎日続けることで、効果が期待できます。焦らずゆっくりと、どこの筋肉を使っているかを意識しながら、根気強く継続してみてください。

Ki-Re-i店長の取材ノート
普段から笑顔を心がけているつもりですが、今回改めて「自然な笑顔」の大切さを知ることができました。日常生活に表情筋エクササイズを取り入れていけば自然な笑顔が増え、「怒ってる?」と思われるどころか、職場でのコミュニケーションもスムーズになるはず。ついでに、SNSやWeb会議などのアイコンも笑顔の写真にすれば、オンラインのコミュニケーションまで円滑になりそうですね。
証明写真機 Ki-Re-iの「プロフィール写真」サービスには、今日紹介したウォーミングアップやエクササイズが撮影ガイダンスとして搭載されています。写真を撮る直前に実践することで自然な表情で撮影できます! 撮影した写真はデータとしてダウンロードできるので、すぐにSNSやビジネスツールのアイコンとして使用できますよ。
この記事で紹介しているサービス
証明写真機 Ki-Re-i プロフィール写真
国内シェアトップクラスの証明写真機 Ki-Re-iを使用し、ビジネスシーンにぴったりなプロフィール写真を撮影できるサービスです。Web会議やビジネスチャット、各種SNSなどのオンラインツールのアイコンとして使用する写真を、時間や場所を問わず気軽に撮影可能です。専門家の監修による“笑顔ガイダンス”と、シーンに合わせて選べる背景で、従来の証明写真の枠を超えた好印象なプロフィール写真を実現します。
